平成27年5月私の仕事上のお客様でもあるオーディオマニアのK様がお亡くなりになったと
のことで使用しておられた全てのオーディオ機材とレコード板、CDなど私が引き継ぐ
ことになりました。そうはいっても私のリスニングルームにも限度があり全てを収納す
ることは到底不可能です。そこでお持ちになっていたメインのスピーカーシステムと
オーディオラックを先輩のYさんに貰っていただくことにしました。Yさんも昔からのオ
ーディオマニアでありちょうどウーファーのエッジが老朽化しエッジの張替えを検討し
ておられましたので正にグッドタイミングであったわけです。
では、私がいただいたシステムをご紹介します。

スピーカーシステム
 ウーファー(フルレンジ) JBL  LE8T
ツィーター オンキョー TW-8AMKU
(このツィーターは以前、私も使用していたことがあり、私にとっては懐かしいパーツです。)
ネットワークは不明です。エンクロージャーは自作のバスレフ型です。自宅に持ち込
むにあたり黒色に塗装を施しました。

いただいたスピーカーシステムです。 ラッカースプレーで黒色に塗装します。(横向きです)


こんな具合に仕上がりました。

スピーカーシステム
ウーファー 16センチ(メーカー、型番不明)
ドーム型ツィーター(メーカー、型番不明)
エンクロージャーは今のボックスの外にもう一重ボックスを被せる加工をし、
あまっていた(いただいた)サランネットを被せました。

いただいた自作スピーカーシステムです。   周囲を25ミリの集成板で囲いました。


いただいたサランネットを取付けました。サイズもぴったり!
(このサランネットは何に使用されていたのかは不明です)


レコードプレイヤー マイクロ BL-91+トーンアーム XP-237SM
カートリッジは不明です。

プリメインアンプ DENON PMA-2000SE
SACDプレイヤー DENON DCD-1650SE


現在はいただいた、プリメインアンプ DENON PMA-2000SE
SACDプレイヤー DENON DCD-1650SE
レコードプレイヤー マイクロ BL-91+トーンアーム XP-237SM
に手持ちのスピーカーシステムJBL 4343を接続して聞いていますがこれがまた
実にすばらしい音を奏でてくれます。これまでJBL 4343はどこと無く繊細さに欠
け所謂ドンシャリ的な感覚で捕らえていたわけですがDENON PMA-2000SEと接
続することによりこれを見事に覆し全体に艶やかで伸びのある音に変身しました。
これは巷で言われている「JBLのスピーカーにはにはマッキンのアンプ」の
イメージを覆す結果となったわけです。

そして私のオーディオルームはこんな感じに変身しました。
before


after

たくさんの機器をお譲りいただいたことに感謝の意を表すと共に
亡くなられたK様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。


アンプ2台、スピーカー4組の切替機を製作ました。
これは以前製作していたスピーカー切替機を改良したものです。
最初はプラス端子のみを切替し、マイナス端子は全てつなぎ合わせる
方式のものを製作しましたが、なんとなく各機材の音の特徴がはっきりと
現れませんでした。理由は不明です。そこで再度製作したものは全ての
アンプ、スピーカーのプラス端子、とマイナス端子を切替える方式のものと
しました。
(下図参照)

最初に製作した切替機                   改良型の切替機

この切替機により色々なアンプとスピーカーの組み合わせで聞き比べをすることが
できるようになったわけですがここで気になるのが先に述べたマッキンのプリアンプC-38、
パワーアンプMC-500とLBJ 4343の組あわせの音質劣化の問題です。一体何が原因で
音質劣化が起こるのか?そこで以前使用していたLUX L-309Vのプリ部とマッキンMC500
を接続して視聴してみました。結果はDENON PMA-2000SE程の繊細さはないものの
迫力のあるパンチの効いた音を奏でてくれました。、ということは悪の根源はC-38との結論に
達したわけです。C-38は20年前の機種にしてはリモコンも使えて便利に使用していたのですが
ちょっとショックです。そのため現在は売却し手元にはありません。

こんなオーディオラックを作ってみました。
左右に見える湾曲した木製の部材は廃棄した応接椅子の
手摺部分です。座面と背もたれのクッションを全て撤去し、
左右の手摺部分に2段の棚板を取り付けオイルステインで仕上
げました。下段はマッキンのパワーアンプMC-500、上段はLUX
 L-309V(プリ部使用)です。

平成27年6月 TRIODEのTRV-88SEの中古品を購入しました。
こちらは一応プリメインアンプとなっていますが
フォノイコライザーを搭載しておらず実質はパワーアンプの扱いとなります。

  
現在は売却し手元にはありません。
売却の理由は長時間のリスニングで少し
聞き疲れを感じたためです。

LUX 管球式プリアンプCL-35MKUを購入しました。
平成28年7月TRV-88SEを売却し代わりにLUXのA-3500を購入しました。

現在はLUX CL-35U(管球式プリアンプ)と、LUX A]3500の管球式パワーアンプの組み合わせ
とDENON PMA-2000SE(プリ部使用)(トランジスタ)とマッキントッシュ
MC-500(トランジスタ)の組み合わせ2組を聞き比べながら使用しています。


最新の映像です





左は管球式のプリアンプ(LUX)CL−35U+パワーアンプA3500
右は(DENON)PMA-2000SE(プリ部使用)+マッキントッシュ(MC-500)


パワーアンプ(LUX)A-3500を買い替えマッキントッシュMC240を購入しました。(左) 
 MC用昇圧トランス(オルトフォン)T20(右)


前回の切替え器からアンプの切替え器を1組増設しました。
これによりスピーカー4組、アンプ4台の切り替えが可能となりました。
球のアンプと石のアンプの比較がいたって容易に行えます。
これはあくまで私の主観ですが何組かのアンプやスピーカーを切換えて
リスニングすることではじめて互いの組み合わせの短所や長所がわかる
のであって1組のシステムのリスニングだけでは決して知りえないことを
知ることができたと私自大変身喜んでおります。