平成24年4月オーディオルームが完成しました。
この画像は完成当初のものです。
施工中の模様は上の写真をクリックしてください。





私は十代の頃よりオーディオに興味を持ち還暦を過ぎた現在も未だ変わることなく

その趣味は存続しております。そもそも私がこの趣味に足を踏み入れたきっかけは、

私が中学生の頃に遡ります。当時は真空管ラジオが衰退し小型で便利なトランジスタラジオ

へと変わりつつあるそんな時代でした。そんな中、私は学校の近くにあるボテ屋(クズ屋)さんへ

行きそこの叔父さんと仲良くなりました。目的は当時いくつも捨てられていた

多くの真空管ラジオでした。私は当時のお小遣いである100円玉を持ってそこへ行き

いくつかの真空管のラジオを譲ってもらいました。当時修理の知識など(現在も)ほとんどなかった

私ですが驚くことに捨てられていたほとんどの真空管ラジオはそのまま聞けるものばかりでした。

たまに故障したものもがあっても中を開いて黒くくすんだ゙抵抗やコンデンサーを取り替えるだけで

普通に音が出ました。私はいくつもの真空管ラジオを自宅に並べ聴き比べるようになったのですが

不思議なことにラジオによってひとつひとつ音質が違うことに気付きました。

その後はいろいろなラジオのスピーカーを取り出し別のラジオのスピーカーで鳴らしてみたり

別の箱に入れてみたりと鳴り方の変化を面白く感じるようになっていました。

ある時スピーカーを取り出し別の箱に入れ鳴らしてみたとき私の感動は頂点でした。

同じスピーカーを鳴らしているのにどうしてこんなに素晴らしい音が出たのか?

思えばこの時こそ私がオーディオの世界へ引き込まれた瞬間でした。

高校に進学した私は迷わず放送部に入部しました。放送部といっても

部員たちは皆アマチュア無線かオーディオの趣味の集まりでした。

授業が終わると部室にもぐりこみ管球式のアンプを作ったりスピーカをいじったりしていました。

また、文化祭ともなれば、自宅から自作のスピーカーを持ち出し試聴会や説明会を行ないました。

勉強そっちのけで資料を作り、学校に泊り込んだことも何度かありました。

しおりの作成も当時は印刷機やコピー機も揃っておらずガリ版印刷が唯一の手段でしたので

大変な時間がかかり苦労したことを今も覚えています。

また夏休みや冬休みともなればその当時流行していたコンポーネントステレオ

を購入すべくアルバイトに励みました。次はアンプを取替えよう。次はスピーカーを、

次はカセットデッキをなどと目標を決めアルバイトをする日々が続きました。

とにかく安く済ませようとスピーカーはユニットを組み合わせエンクロージャー

(スピーカーボックス)は自作することにしました。

それから管球式のパワーアンプも自作を試みました。

レコードプレイヤーについては最初は合板でボックスを作り

その天板をくり抜きターンテーブルとトーンアームを取り付けて

製作しましたががハウリングが発生しやすく失敗に終わりました。次に製作したものは

キャビネットに5センチほどの厚板を使用しそれをくり抜いてターンテーブルとトーンアーム

を取り付けて造りました。このレコードプレーヤーはハウリングもなくかなり永く使用しました。

使用年数が長期にわたるため、またグレードアップを図ったため現在使用している全てのパーツは

最初から使用しているものは殆どなく何度か買い替え、作り替えたもが殆どです。

特にスピーカーは何度も造り替えました。記憶ではその数は10組以上であると思います。

また、あるとき先輩のKさん、Yさんから誘いがあり先輩方のオーディオ装置を試聴させてもらうことが

できました。そこで聞いた済んだ音色は素晴らしく今も忘れることはありません。

そして私のオーディオ趣味は彼らに大きく影響を受けたことはいうまでもありません。

これからも時代はどんどん進化しレコードからCDへ、DVDへ アナログからデジタル

へと変化し新しい製品が次々と販売されてゆきますが

私自身は目新しい最新の製品にはあまり興味がありません。むしろ古い製品にこそ現代に

マッチしたよい音の原点があるとさえ感じております。なので現在使用している

製品は製造後20年以上経過したものが殆どであります。


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